こんにちは、レオンです。
前回の記事では『イヤホンのすゝめ』がテーマでした。
今回は『ヘッドホンのすゝめ』がテーマです。
イヤホン同様、音楽はもちろん、映像を見る際やゲームをする際に利用されるヘッドホン。
外出時だけではなく、一人暮らしをする上での生活音を抑えるためにも非常に効果的です。
防音対策が、ある程度施された部屋ならばいいのですが
全ての賃貸住宅がそうではありません。
一人暮らしをしていて、重低音の利いたホームシアターシステムを導入している方がどれ位いるでしょうか。
おそらく凄く少数だと思います。
その点、ヘッドホンは低音の再現性や臨場感の表現性にも優れていますし
低価格帯の商品も多く、その選択肢もまた多いので
そういった商品の中から自分に合ったものを選べば長期間満足して使えます。
部屋で自分の好きなボリュームで音楽を聴いたり映画鑑賞をしていても
近隣の方へ音に関して迷惑をかけることもありません。
隣の部屋や上下階の部屋の生活音は、些細なものでも時として『騒音』として捉えられます。
是非とも気を付けたいところ。
しかしながら、ヘッドホンは良い事だけではないのも事実。
外出時には、装着することによって髪型が崩れたり
イヤホンに比べて大きいので、持ち運びやバッグ収納時に難あり。
それにヘッドホンを長時間装着していると耳が痛くなったり蒸れたりしますよね。
はたして、ヘッドホンにはどんな種類があるのでしょうか。
ヘッドホンの種類と、そのメリットとデメリットをご説明していきましょう。
ヘッドホンの種類
構造上の観点から、大きく分けると
ヘッドホンには3種類のタイプがあります。
密閉型ヘッドホン
クローズド型とも呼ばれるものです。
ハウジング(耳を覆うイヤーカップ)が密閉しているタイプ。
数千円のものから数万円のものまで、価格帯は様々。
一番ユーザーが多いのがこのタイプでしょう。
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密閉型のメリット
・密閉しているので遮音性が高く、外部に音が漏れにくい
・重低音の再現性に優れている
・低価格帯の商品でも性能が良い商品がある
・ワイヤレスタイプの商品を選ぶ場合に選択肢が多い
コスパがいいタイプのヘッドホンだけにユーザーは多いです。
本格的なオーディオシステムで音楽を聴くなら別ですが
比較的安くても性能的に優れた商品が沢山あります。
密閉型のデメリット
・音がこもりやすい
・高音の表現性に乏しい
デメリットはこの2点くらいでしょう。
しいて加えるならば「見た目が安っぽい商品もある」ことです。
しかしそれは、デザイン的にも選択肢が多いタイプの商品だけに
『カッコいい』『可愛い』商品を選べば簡単に解決できます。
開放型ヘッドホン
オープン型とも呼ばれるものです。
主にメッシュのハウジングを使うことによって
密閉性が少ない仕様になっています。
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開放型のメリット
・音がこもらないので、音の抜けが良い
・幅広い音域の再現が可能で、特に高音の利きが良い
・密閉型に比べると軽量
・蒸れにくく着け心地が良い
上記にもありますようにハウジングがメッシュになっているので
個人的には、見た目がカッコいいというのが第一の印象です。
開放型のデメリット
・密閉性に乏しいため音漏れがしやすい
・軽量の割にはサイズ的に大きい商品が多く、使用していないときにかさばる
・外部の音が入ってくる
見た目的にカッコいいですが
音漏れを考えるとバスや電車などでの使用は避けたいです。
自宅で使用する際に最大限に魅力を発揮してくれるでしょう。
半開放型ヘッドホン
セミオープン型とも呼ばれます。
密閉型と開放型の中間にあたるのがこのタイプ。
密閉型よりもメッシュ部分等の範囲が狭いのが一般的な特徴です。
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半開放型のメリット
・密閉型の低音域と、開放型の高音域の再現性を兼ね備えている
・音質がクリアでバランスの良いサウンドを表現する
ミュージシャンのレコーディング現場で使用されることも少なくないタイプのヘッドホン。
とにかく音質に優れているのがメリットです。
半開放型のデメリット
・他のタイプに比べて流通量が多くない(選択肢が少ない)
・全体的を見ると他のタイプに比べて高価格
低価格の半開放型を選ぶならば
他のタイプで高性能の商品やオシャレなデザインの商品を選ぶ方は多いと思います。
しかし、プロのミュージシャンではなくても楽器やDTMを趣味にしている方や
お子様のピアノ練習の際などには断然このタイプでしょう。
本格的に音楽鑑賞を楽しみたい方のもおすすめ出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それぞれのタイプに、それぞれのメリットとデメリットがあることが分かります。
・音漏れを極力防ぎ、低音をしっかりと楽しみたいのなら『密閉型』
・高音域を重視し、着け心地の快適さを考慮し、自宅で使用するなら『開放型』
・本格的に音楽を楽しみ、サウンドを追求するならば『半開放型』
物凄く簡単にまとめるとこうなります。
イヤホンもそうですが、場所や用途によって使い分けるのが最善と言えます。
尚、イヤーパッド(耳があたる部分)についてですが、その種類も様々。
一般的には『人工皮革』『ベロア』『レザー』の3種類でしょうか。
イヤーパッドの摩耗のご経験がある方は多いと思います。
「買い替え時かな」と思ってしまう方も少なくないはず。
イヤーパッドは消耗品ですので交換が可能です。
自分で交換できる方はパーツのお取り寄せでも問題ないですが
自分では無理という方は、交換が必要になった際には一度最寄りの家電量販店へ。
以上、『ヘッドホンのすゝめ』でした。